2019年分確定申告+医療費控除初申請

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今までふるさと納税のみの申告でしたが、今年は医療費控除も実施しました。

医療費控除とは

【期間】その年の1月1日から12月31日までの間

【対象者】自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族

【対象内容】医療費(病院や薬局に支払った代金)または、医療を受けるために必要な交通費

(※ 詳細は国税庁のページを参照)

これらの支払った額から、

・保険金などで補てんされる金額

・10万円

を引いた額が控除金額となります。

配偶者分もまとめて申請することができるので、それぞれで医療費控除を出すより給料が高い方にまとめて申請したほうがお得です。

ただし、控除金額がそのまま戻ってくるわけではないので、ご注意ください。

医療費控除を行うための準備

昨年分の医療費控除を行うためには、以下が必要になります。

1.医療費控除の明細書

2.医療費のお知らせ(会社の健康保険組合から2月くらいに送付されてくるもの)

詳細は、こちらのページを確認したほうがよいのですが、今回私が準備した流れを記載します。

必要資料の取りまとめ

・自分および配偶者の「医療費のお知らせ」
・「医療費のお知らせ」に未記載分の医療費の領収書
「医療費のお知らせ」には、昨年分がすべて記載されているわけではありません。
例えば2018年9月~2019年9月分の1年分が記載されています。
その場合2019年10月~12月分については手元にある領収書から医療費を
算出しないといけません。

「医療費のお知らせ」分の加入者の支払額をまとめる

私は申請期間分をEXCELに入力して計算しました。
この後に交通費の計算にも使うため、
医療機関名、加入者の支払額、診察年月をEXCELに入力しました。

医療費控除の明細書(1 医療費通知に関する事項)の入力

医療費控除の明細書の中の、

(1)に医療費のお知らせの申請期間内に加入者が支払った額の総計を記載する。
(2)は(1)と同じ金額を記載する。(支払いが翌年にまたがった場合とかは変わるらしい)
(3)は、保険金や高額医療費などで返還を受けた金額がある場合記載する
こちらの金額は本人および配偶者分をまとめた金額を記載する。

「医療費のお知らせ」に未記載の医療費をまとめる

「医療費のお知らせ」に未記載の医療費を領収書を元に、医療機関名、加入者の支払額、診察年月、および利用者名をiiでまとめたEXCELに記載する。
記載後、利用者、医療機関名で金額をまとめる。

医療費控除の明細書(2 医療費(上記1以外)の明細)の入力 (「医療費のお知らせ」に未記載の医療費)

医療費控除の明細書の中の下記の欄に、

(1)医療を受けた方の名前
(2)病院・薬局などの支払先の名称
(3)医療費の区分
(4)支払った医療費の額
を記載する。
医療費は同じ病院名であればまとめて1行で記載する。

病院の交通費を算出する

ivのEXCELで交通費が発生した病院の交通費を算出し、医療を受けた方の氏名、病院名ごとに交通費を算出する。

医療費控除の明細書(2 医療費(上記1以外)の明細)の入力 (交通費)

交通費が発生した病院毎に、「AAA病院  JR移動費」のように記載する。

 

医療費控除の明細書の3  控除額の計算のところに控除額が計算されます。
こちらの紙を印刷し、「医療費のお知らせ」と合わせて確定申告の際に提出します。

このとき、「医療費のお知らせ」に未記載の領収書は添付不要です。

※  昨年分の医療費控除の申請の場合は領収書の添付は不要なのですが、
昨年以前の医療費控除を申請する場合は、領収書の添付が必要とのこと。

確定申告について

昨年までは、税務署で担当者の指示を受け、PCから申請を行っていました。

今年は申請内容によりスマートフォンから申請が行えるようになっていました。

「ふるさと納税(寄付金控除)」と「医療費控除」の場合はスマートフォンから申請が行えるとのことでやってみました。

操作はPCとスマートフォンでは大きな違いはないように見えました。

今後はスマートフォンでよいかもしれません。

 

 

 

 

 

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