住宅ローンを組んだが、
- 住宅ローン控除で戻ってきた費用をすぐに繰り上げ返済に充てる
- 住宅ローン控除期間は繰り上げ返済を行わず、貯めて(投資しておき)、控除期間終了後まとめて繰り上げ返済する
のどちらが得なのか試算してみることにしました。
住宅ローンの詳細
今回の住宅ローンの条件は以下の通り
借入金 | 30,000,000円 |
金利 | 0.825% |
返済期間 | 35年 |
返済回数 | 420回 |
住宅ローンの計算式
こちらのページを参考に関数をEXCELに入力。
計算結果の表示に戻すと、
こんな感じで、下に420行コピーすれば、返済額に対する利息分と元金の割合がわかります。
また、繰り上げ返済を行った際には、借入額から繰り上げ返済分を差し引くことで、
その後の利息、元金の計算が再計算されます。
住宅ローン控除の試算
住宅ローン控除についても、こちらのページを参考に計算します。
計算を簡略化するため、
「住宅ローン年末残高×控除率1%」分がすべて控除として返納されると仮定します。
試算結果
以下のケースで比較してみます。
- 繰り上げ返済は行わない
- 住宅ローン控除期間は繰り上げ返済を行わず、期間終了後まとめて繰り上げ返済を実施
- 住宅ローン控除を受け取ったらすぐに繰り上げ返済を行う
試算結果は以下になります
支払い総額 | |
1. | \31,955,351 |
2. | ¥31,399,882 |
3. | ¥31,426,264 |
こう見ると2.が一番支払う額が少なくなる計算なんですね。
しかも、2の場合10年間住宅ローン控除のお金を投資に回せるため、
投資で増やすことができれば、その分支払う総額も減ることになります。
住宅ローン控除期間は繰り上げ返済は行わないほうがよさそうですね。
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